top of page
Logo_MCR_01.png
ご予約はこちら

長距離移動の後に首・肩・背中が固まる——座りっぱなしを区切る工夫

9月5日
読了時間: 3分

予約のきっかけ——長距離移動の後に身体が固まる

Cさん(仮名)は、長距離移動が続くたびに首、肩、背中が固まったように感じ、自分で動かしてもすっきりしないため予約されました。今回も移動後に肩が上がり、首を回しにくい状態が残っていました。


同じ姿勢が長く続くと、不快感が増えることがあります。ただし、「姿勢が悪いから痛い」と一つに決めることはできません。座席環境、睡眠、荷物、緊張、普段の活動量なども影響します。



短い休憩と姿勢変更を仕組みにする

首・腰痛のリスクが高いオフィスワーカー193人を12か月追跡したクラスター無作為化試験では、能動的な休憩群と姿勢変更群で、首・腰痛の再発率が対照群より低く報告されました。対象は長距離移動中の人ではないため、移動時に同じ結果が出るとは限りませんが、座位を固定しない工夫を考える参考になります。


図2・短い休憩と姿勢変更を行った群の首・腰痛再発率


図が示す内容と注意点:再発率は能動的休憩群21%、姿勢変更群18%、対照群44%でした。オフィスワーカーを対象とした研究であり、長距離移動の効果を直接検証したものではありません。出典:Waongenngarm et al., Scand J Work Environ Health. 2021. PMID 34450361。



施術前に確認したこと

まず、左右へ首を向けられる範囲、腕を上げたときに肩がすくむタイミング、胸を左右へ回す動き、肩甲骨が背中の上を滑るかを確認しました。首だけが頑張っているのか、胸や肩甲骨が一緒に動けているかを見るためです。



実際に行った施術とその狙い

首を直接強く押すのではなく、胸の前、脇の下、肩甲骨まわりを順番にゆるめ、腕を上げたときに肩がすくみにくい状態を作りました。その後、息を吐きながら肩を上げて力を抜く動きと、胸からゆっくり振り向く動きを練習しました。


施術後は首の回旋と腕上げをもう一度確認しました。移動中は、可能なら区切りごとに立つ、足首を動かす、肩をすくめて力を抜くなど、小さな動きを入れます。到着後もいきなり強く伸ばさず、軽い歩行から始めます。



まとめ

長距離移動後のこわばりには、完璧な姿勢を保つより、同じ姿勢を長く続けない仕組みが現実的です。短い休憩と小さな姿勢変更を積み重ね、到着後の活動も段階的に戻しましょう。



移動後の首・肩のこわばりが気になる方へ

長く座った後に首を振り向きにくい方、腕を上げると肩がすくんでしまう方は、一度ご相談・ご予約ください。


ご予約・お問い合わせ:https://www.mutsucareroom.com



参考文献

1. Waongenngarm P, et al. The effects of active break and postural shift interventions on recovery from and recurrence of neck and low back pain in office workers: a 3-arm cluster-randomized controlled trial. Scand J Work Environ Health. 2021. PMID: 34450361. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34450361/

2. Nakphet N, et al. Effect of different types of rest-break interventions on neck and shoulder muscle activity, perceived discomfort and productivity in symptomatic VDU operators: a randomized controlled trial. Int J Occup Saf Ergon. 2014;20:339–353. PMID: 24934429. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24934429/

 
 
一覧に戻る
img_MCR_footer_contact.png

Contact

ご自身の症状について予約を迷っている方は、

ご希望の店舗のLINEからお気軽にご相談ください。

bottom of page