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野球経験後の左右差とトレーニング時の違和感|首・肋骨・体幹を確認した施術例

10月9日
読了時間: 3分


予約のきっかけ・これまでの経緯


Eさん(仮名)は、腰の状態や力の出しやすさに良い変化を感じる一方、トレーニング後に筋肉痛とは少し違う違和感が出ることを相談されました。以前の肘の負担や、長年の野球で作られた身体の使い方もあり、左右差を整理しながら無理なくトレーニングを続けたいという希望がありました。




今回のお悩み


左の首・腰・肋骨まわりへ張りが集まりやすく、重い負荷に耐えるときに身体が楽な方向へ逃げてしまうことが主な悩みでした。休めば痛みは落ち着くものの、休みすぎると動きの感覚が薄れる不安もありました。




施術前に確認したこと


首を左右へ倒す・回す動き、体幹の左右回旋、肋骨の広がり方、腰と股関節の動きを確認しました。表面の筋肉を触れたときと、その奥の筋肉を確認したときで反応がどう変わるかも見ました。




実際に行った施術とその狙い


首・肩の表面だけをゆるめるのではなく、肩甲骨の奥、肋骨の周辺、腰から股関節まで順に働きかけました。野球では投げる側と反対側で役割が異なるため、左右を同じ形へ無理にそろえるのではなく、現在どこへ負担が集まっているかを確認しました。トレーニングについては、重量を追う前に、痛みのない範囲でフォームと回復状態を優先するようお伝えしました。




施術後に確認したこと・セルフケア


施術後は首の動きと左右差を再確認しました。音声では重量や可動域を数値で測定していないため、出力向上やけが予防の効果は断定していません。セルフケアでは、負荷をかけない日に体幹と股関節を小さく動かし、筋肉痛とは異なる痛みが続くときは重量を下げるよう提案しました。




投球動作と左右差について


日本の若年投手を対象とした研究では、投球側と非投球側で肩の回旋可動域に違いがみられ、体幹の回旋は年齢による差も報告されました。競技歴による適応は人によって異なるため、左右差があるだけで異常とは判断できません。




図5・野球経験者の左右差を確認


野球経験者の左右差を確認

図は、首・肋骨、体幹・股関節、現在のトレーニング負荷を分けて確認した流れです。左右差そのものを病気や痛みの原因と断定する図ではありません。出典:当日の音声記録を基に作成。




まとめ


競技経験で身についた左右差は、必ずしも悪いものではありません。今回は、過去の動きの癖と今のトレーニング負荷を切り分け、首・肋骨・体幹を順に確認しました。




同じようなお悩みの方へ


野球経験後の左右差が気になる方、筋トレ後にいつもの筋肉痛とは違う違和感が残る方は、一度ご相談・ご予約ください。


ご予約・お問い合わせ:https://www.mutsucareroom.com





参考文献


Hiramoto M, et al. Hip, Trunk, and Shoulder Rotational Range of Motion in Healthy Japanese Youth and High-school Baseball Pitchers. Prog Rehabil Med. 2019;4:20190009. PMID: 32789256. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32789256/

 
 
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