週4回のトレーニングで疲労が抜けにくい|動きと回復を確認した施術例
予約のきっかけ・これまでの経緯
Gさん(仮名)は、健康のために筋力トレーニングと散歩を続けています。周囲の人に負けたくない気持ちもあり、週4回の運動を頑張る一方、全身の筋肉痛と疲労が重なり、身体を軽く動かせる状態へ整えたいと予約されました。
今回のお悩み
体全体が痛いほどの筋肉痛があり、運動を続けたい気持ちと休養の必要性の間で迷っていました。特に胸・肩・腕まわりは張りが強く、肩が前へ入りやすい姿勢も見られました。
施術前に確認したこと
トレーニング頻度と当日の疲労感を聞き、肩を上げる動き、腕を開く動き、肩甲骨が背中側へ動くか、胸の前の張りを確認しました。筋肉痛の場所と、関節を動かしたときの鋭い痛みが同じかどうかも聞き分けました。
実際に行った施術とその狙い
疲労が強いことを踏まえて刺激量を調整し、胸の前、脇、上腕、肩甲骨まわりへ順に働きかけました。肩を無理に後ろへ引くのではなく、肩甲骨が動ける範囲を作り、腕を上げたときに首・肩だけへ力が集中しないことを狙いました。
施術後に確認したこと・セルフケア
施術後、Gさんからは身体が楽になったという反応がありました。ただし回復時間や筋力を測っていないため、トレーニング効果が高まったとは断定していません。セルフケアでは、筋肉痛が強い日は重量や回数を下げ、睡眠・食事・休養を確保し、鋭い痛みが出る動きは避けるようお伝えしました。
筋肉痛と回復について
抵抗運動後の筋肉痛を調べた無作為化比較試験では、運動前の有酸素ウォームアップが大腿部中央の圧痛低下を抑えた一方、筋力低下は防げませんでした。ひとつの方法だけで回復のすべてを説明できないことに注意が必要です。
図7・トレーニング後の疲労を確認

図は、運動量、身体の反応、再確認の順に整理したものです。筋肉痛の程度や回復速度を数値化した図ではありません。出典:当日の音声記録を基に作成。
まとめ
トレーニングを頑張るほど、運動量だけでなく回復状況を確認することが大切です。今回は刺激を強くしすぎず、胸・肩・肩甲骨の動きを整えながら、次の運動へ無理なくつなげることを意識しました。
同じようなお悩みの方へ
週4回前後の運動で疲労が抜けにくい方、筋肉痛が強いのに休むタイミングが分からない方は、一度ご相談・ご予約ください。
ご予約・お問い合わせ:https://www.mutsucareroom.com
参考文献
Olsen O, Sjøhaug M, van Beekvelt M, Mork PJ. The effect of warm-up and cool-down exercise on delayed onset muscle soreness in the quadriceps muscle: a randomized controlled trial. J Hum Kinet. 2012;35:59-68. PMID: 23486850. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23486850/




