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腰は楽になったのに背中が張る|ゴルフの回旋を股関節・体幹から確認した例

9月26日
読了時間: 3分

腰の調子は上向いたのに、練習後は背中が張る


Gさん(仮名)は、以前気になっていた腰の状態は少し落ち着いてきたものの、運動後に背中、特に左上と右下に張りを感じるようになりご予約されました。動きを小さくして楽にするだけでなく、体を回す動作を無理なく行いたいというご希望でした。



立位・座位で、回り方の左右差を確認


前屈、左右のひねり、体を横へ倒す動きを確認しました。骨盤を起こした状態で腕を上げる動き、横向きで脚を後ろへ引く動きも行い、腰だけが先に反らないか、股関節と体幹が一緒に動くかを見ました。


実際のスイングに近い姿勢では、右へ回る時と左へ回る時で骨盤の移動と体重の乗り方が異なりました。左右が完全に同じである必要はありませんが、張りが出る方向と動き方が重なるかを確認することが大切です。



施術者が行ったこと


背中から腰の筋肉を、背骨に近い部分と少し外側の部分に分けて触れ、張り方の違いを確認しながら施術しました。続いて、骨盤を安定させて呼吸しながら腕を上げる運動、股関節から脚を後ろへ引く運動を行いました。


最後は立位で体重移動を加えた回旋を練習し、肩や腰だけを先にひねらず、股関節・骨盤・体幹が順につながるよう誘導しました。再確認では、Gさんから「大きく曲がった感じより、動きがスムーズ」との感想がありました。これは当日の反応であり、競技成績の向上を保証するものではありません。



腰と股関節は別々ではなく、動作の中で協力します


プロゴルファー15人の動作解析では、ダウンスイング中の腰椎と股関節の回旋に平均0.81の相関がみられました。対象が少数のプロ選手で、腰痛の原因や施術効果を示す研究ではありませんが、腰だけでなく股関節も一緒に見る理由を理解する手がかりになります。



図1・ゴルフの回旋では腰椎と股関節の動きが連動


図の0.81は、プロゴルファー15人のダウンスイングで観察された腰椎と股関節の回旋の平均相関です。相関は「一方が他方を原因として動かす」ことを意味せず、一般の方や痛みのある方へ同じ値を当てはめることもできません。出典:Kim SB, et al. J Sports Sci. 2015. PMID: 25971396.



同じようなお悩みはご相談ください


腰は楽になったのに背中が張る、スイング後に左右対角へ疲れが出る、体を回す時に腰だけへ負担を感じる方は、股関節・骨盤・体幹のつながりから確認します。


ご予約・お問い合わせ:https://www.mutsucareroom.com



参考文献


1. Kim SB, et al. Kinematic relationship between rotation of lumbar spine and hip joints during golf swing in professional golfers. J Sports Sci. 2015;33(20):2091-2098. PMID: 25971396. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25971396/


2. Evans K, et al. A comparison of physical characteristics and swing mechanics between golfers with and without a history of low back pain. J Orthop Sports Phys Ther. 2010;40(7):430-438. PMID: 20592479. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/20592479/

 
 
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