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デスクワークで首・肩・腰が重い|首だけに絞らず確認した施術例

9月29日
読了時間: 2分

デスクワークの後に首・肩・腰が重く、首を動かすと音がすることも気になり、「仕事中も動きやすい状態にしたい」と来店されたBさん(仮名)の例です。



今回のお悩み

首の動かしにくさに加えて、肩の前側と腰にも張りを感じていました。首の音だけで異常の有無を判断することはできないため、痛みの出方と動きの左右差を中心に確認しました。



施術前に確認したこと

左右を向く動き、軽くあごを引く動き、腕を上げる時の肩と胸の動き、前屈と反らす動きを確認しました。座って体を回す時に、体重が片側へ逃げすぎないか、背もたれを使うと呼吸や首の力みが変わるかも比べました。


慢性的な首の痛みがある人を対象とした研究では、首の深い位置にある筋肉を使う練習によって、その筋肉の働き方に変化が見られました。ただし、研究の結果がすべての人に同じように当てはまるわけではありません。


図1 デスクワーク時の首・肩を確認する3つの視点

出典:該当施術音声を基に匿名化して作成。参考:Jull et al., Man Ther. 2009;14:696–701. PMID: 19632880。
出典:該当施術音声を基に匿名化して作成。参考:Jull et al., Man Ther. 2009;14:696–701. PMID: 19632880。

首、胸・肩、座り方を分けた図です。音の有無だけで病気や損傷を判断するものではなく、痛みやしびれなどの症状と合わせて評価する必要があります。



実際に行った施術とその狙い

はじめに、胸の前側、肩まわり、肋骨、首の張りを確認しながら、腕と胸が動きやすいように働きかけました。次に仰向けで、あごを軽く引いて首の後ろを長く保ち、頭をわずかに持ち上げる練習を、呼吸を止めない範囲で行いました。


座位では背もたれを使って土台を安定させ、首だけをひねるのではなく、体幹の回転と体重移動を小さくつなぐ練習をしました。



施術後に確認したこと・セルフケア

首を左右に向く動き、腕上げ、前屈・後屈を再確認しました。自宅では、痛みが出ない範囲の軽いあご引きと、仕事中に同じ姿勢が続きすぎないよう短い姿勢変更を伝えました。



まとめ

首が気になる時でも、胸郭、肩、座り方を一緒に見ることで、どこで力みが増えているかを整理しやすくなります。


デスクワーク後に首や肩が重い方、首だけを動かすと詰まる感じがある方は、一度ご相談・ご予約ください。



参考文献

1. Jull GA, Falla D, Vicenzino B, Hodges PW. The effect of therapeutic exercise on activation of the deep cervical flexor muscles in people with chronic neck pain. Man Ther. 2009;14:696–701. PMID: 19632880. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19632880/

 
 
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