よくあるご相談とその傾向について

腰痛と一口に言っても、「反らすと痛い」「前に曲げると痛い」「捻ると痛い」など、動きによって症状が異なる場合があります。

その背景には、日常生活での無理な動作の繰り返し、精神的ストレス、あるいは股関節や胸椎など他の部位の可動性の低下による“代償動作”が関係していることも少なくありません。

また、浅く座る癖や長時間の座り姿勢が続くことで、使われない筋肉がサボり始め、身体のバランスが崩れてしまうこともあります。

当店では、腰まわりだけでなく、関連する姿勢や動作も含めて評価し、より快適に日常生活を送れるような身体の使い方をご提案しています

首の痛みは「頭の付け根が痛い」「肩に近い部分が重い」など、場所によっても原因が異なります。

首周囲は非常に多くの小さな筋肉と関節が複雑に関係しあっており、一部の関節が動きすぎたり、逆に全く動かなくなったりすることで、痛みや張り感が現れることがあります。

また、首の筋緊張が続くと頭痛につながる場合もあります。

パソコンやスマートフォンの使用時間が長い方、横向きでテレビを観る癖がある方などは、姿勢や動作の偏りに注意が必要です。

当店では首周辺の負担軽減だけでなく、全体のバランスを整えるためのアドバイスも行っています。

肩の痛みは「どの位置で」「どんな動作で」痛むかによって、関与している筋肉や関節の状態が異なります。

肩関節は非常に可動域が広く、その分だけ複雑なバランスで保たれているため、日常生活の中での姿勢の癖や、胸郭や股関節の硬さなどが影響してくることもあります。

当店では、肩だけでなく全身の評価を行い、関連性のある部位も含めて、負担の分散や適切な使い方をご提案しています。

膝の痛みは、「内側」「外側」「前面」「後面」など、部位によって原因が異なります。

たとえば、内股やガニ股、反張膝（膝が過度に伸びる状態）などの動作傾向がある方は、関節に特定の負担が集中している可能性があります。

また、足首や股関節の可動性が不足していると、膝がその代わりに過剰に働き、痛みに繋がることがあります。

過去の捻挫歴や靴の劣化状態なども、身体の使い方に影響を与える要素です。

膝に限らず、全体の動きのバランスを整えることが重要です。当店ではそのサポートを行っています。