足を滑らせてふくらはぎに違和感|足首・荷重・全身の連動を確認した施術例
足を滑らせた後から、ふくらはぎが気になる
Cさん(仮名)は、体の調子が上向いてきたと感じていた時期に足を滑らせ、ふくらはぎに引っ張られるような違和感が出たためご予約されました。もともと肩や肘、腰、膝なども動かしにくさがあり、運動を続けるうえで全身を確認したいという状況でした。
最初に、急なケガとして見逃せない変化がないか確認
ふくらはぎの痛む場所、足首を動かした時の反応、体重をかけた時の違和感を確認しました。さらに、かかとを上げる動き、しゃがむ動き、左右への体重移動を行い、足首の動きとふくらはぎの負担がどう変わるかを比べました。
音声内では画像も補助的に確認していますが、画像だけで損傷の有無を断定することはできません。腫れや内出血が増える、体重をかけられない、痛みが急に強くなる場合は、運動を中止して医療機関での評価が必要です。
施術者が行ったこと
足首とかかと周囲を小さく動かし、ふくらはぎの緊張が強い部分には圧を確認しながら施術しました。その後、呼吸、股関節、肩甲骨、肘、親指の動きも順に確認しました。運動では一部位だけでなく、足で受けた力が骨盤・体幹・肩へ伝わるため、患部を強く刺激し続けず全身の連動を見ています。
最後に、かかと上げと体重移動を再確認しました。急性期の違和感は当日軽く感じても再び出ることがあるため、運動量を急に戻さず、翌日以降の反応も見るようお伝えしました。
回復は「痛くないか」だけで決めない
競技復帰後の筋損傷を追跡した研究では、再発リスクは復帰直後だけで終わらず、一定期間高い状態が続くことが報告されています。ただし対象はプロのオーストラリアンフットボール選手であり、一般の方や今回のケースへそのまま当てはめることはできません。
同じようなお悩みはご相談ください
足を滑らせた後からふくらはぎが気になる、歩けるけれど踏み込みが不安、運動へ戻る前に足首や荷重を確認したい方はご相談ください。
ご予約・お問い合わせ:https://www.mutsucareroom.com
参考文献
1. Orchard JW, et al. Fifteen-week window for recurrent muscle strains in football: a prospective cohort of 3600 muscle strains over 23 years in professional Australian rules football. Br J Sports Med. 2020;54(18):1103-1107. PMID: 32024646. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32024646/

