前回は楽だったのに背中がまた張る|状態の変化に合わせて施術の角度を調整した例
前回の施術後は楽だったものの、背中の張りが戻ってきた
Bさん(仮名)は、前回の施術後に体が軽く感じられた一方、日常生活を送るうちに背中から腰にかけて、特に右側の張りが再び気になるようになりご予約されました。予定していた運動を無理なく楽しめるよう、体の状態を整えたいというご希望でした。
同じ場所でも、前回と同じ施術を繰り返すとは限りません
うつ伏せで背中から腰の筋肉を触れながら、張りの強い位置と左右差を確認しました。表面だけでなく、背骨の少し外側で張りを感じる部分について、押す方向や体への当て方を変えると反応が異なることも確認しました。
張っている場所がそのまま原因とは限りません。疲労、姿勢、活動量などでも感じ方は変わるため、「前回効いた場所だから」と決めつけず、その日の反応を手がかりにします。
施術者が行ったこと
背中から腰にかけて、Bさんが感じる圧を確認しながら手の角度と深さを細かく調整しました。左右を同じ強さで一律に押すのではなく、右側に残っていた張りには角度を変えて働きかけ、周囲の筋肉が過度に力まない範囲で進めました。
施術の途中と最後に、背中の張り方と体全体の動かしやすさを再確認しました。前回後の反応も今回の判断材料にし、次回も同じ経過になるかを見ながら調整する方針です。
「一度楽になったのに戻った」も大切な情報です
症状が戻ったことは、必ずしも施術が無意味だったということではありません。どのくらい楽な状態が続いたか、何をした後に張りが戻ったかを記録すると、次の評価に役立ちます。急に強い痛みが出た場合は、無理な運動を避けてご相談ください。
同じようなお悩みはご相談ください
施術後は良かったのに背中の張りが戻る、片側だけ疲れやすい、運動前に状態を確認したい方は、その日の反応に合わせた調整をご提案します。
ご予約・お問い合わせ:https://www.mutsucareroom.com
参考文献
1. Pynt J, et al. Perceived body discomfort and trunk muscle activity in three prolonged sitting postures. J Phys Ther Sci. 2015;27(7):2183-2187. PMID: 26311951. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26311951/

